そーくんの交通事故

そーしん

2011年11月24日 22:52

アウトドアとはまったく関係の無い日記です。
興味の無い方はスルーしてください。


11月22日(火)

仕事中、突然ママから泣きながら携帯に電話がかかってきました。

そーくんが交通事故に遭って。救急車で運ばれたとの事。

事態がよく飲み込めず、ぼーっとした頭で、何とか言葉を発し、

「とにかくすぐ帰るよ。事故ってどんな具合なの」

と聞くと、とりあえず意識はあるとの事。

後のことはよく覚えていません。
とにかくパソコンで病院の地図をプリントアウトし、会社を飛び出し電車に乗り病院に向かいました。

独りで電車に乗っていると、先ほどのママの言葉が気になります。

「とりあえず意識はあるらしい」

「とりあえず意識はあるから安心」という事なのか・・・

それとも、「重体だけどとりあえず意識はある」という事なのか・・・

考えれば考えるほど不安が募り最悪の事態が胸を過ります。

そーくんのその日の朝の様子や、楽しかったキャンプの思い出が心によみがえります。
病院の地図を握り締めながら、ひたすらそーくんが無事でありますようにと、
繰り返し何度も何度もつぶやきます。
気が付くと、普段見たことが無いほど疲れ果て怖い顔をした自分が電車の窓に映っていました。

病院に着き、自動ドアが開くのももどかしく中に入ると、待合室にママとそーくんの姿がありました。

車椅子に座り、包帯ぐるぐる巻きですが、命に別状は無さそうで本当にほっとしました。

怪我の具合はというと、額を2針縫うキズと左足の骨折。
決して軽くは無いけれど、最悪の事態を考えれば一安心といえます。

顔を腫らしたそーくんを見つめ、やっとうれしさがこみ上げてきました。

「元気出せよ。何か食いたいものないのか」

「うん・・・カッパ寿司が食べたい」

元気は無いものの、食欲があれば安心です。
この後カッパ寿司に行ったのは言うまでもありません。

事故の原因は、そーくんの飛び出しです。
そういう点でいうと、加害者もある意味では被害者ともいえるかもしれません。

不幸はいつ何時やってくるかわかりません。
細心の注意を払っていても避けられない事故もあるでしょう。

事故のリスクを減らすには、やっぱり注意をすること。
車を運転する時スクールゾーンでは、スピードを落とし常に周囲に気を配る事。
そして自分の子供には、交通ルールを守る事を教える事。

そーくんも、これからしばらくは、松葉杖の生活です。
当然ながら、アウトドアには行けません。
予定していた、春日部でみかん狩りや、亀山湖の紅葉狩り&カヤックキャンプも中止です。

こうなってみると、家族全員が健康である事のありがたみを感じます。
逆に言えば、こうならないと日常の幸せってわからないものです。

年末年始には例年通り、キャンプが楽しめると思います。
幸せをかみしめながら・・・







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