おっさん4人で温泉同好会キャンプ 飲んで食って浸かりまくった2日間

そーしん

2022年03月29日 21:44

3月17日(金)~3月19日(日)

昨年の八ヶ岳本沢温泉雪中キャンプに引き続き、本年もおっさん4人の温泉同好会で秘湯巡りをしてきました。
今回は、群馬の廃道になった林道の先にある土管風呂を目指すはずだったんですが、天候不順の予報で急遽方面変更。
那須の野営地でキャンプして、今年も飲んで食べて温泉三昧、楽しい時を過ごしました。

去年の温泉同好会の様子は、つっちーくん制作のYOUTUBE動画でご覧ください。かなりのクオリティ、かなり笑えますよ。


ちなみに昨年のブログはコチラ



3月17日(金)

金曜日仕事が終わってから、つっちー家に21時に集合。昨年同様前泊して出発します。
今回の温泉同好会ツアーもメンバーは昨年と同じ、最近一人暮らしを始めたつっちーくん、つっちーくんとチャリンコ日本一周しているときに知り合ったというウサミミさん、そして元わが社の社員にして元AKB追っかけの元新入社員Tくんです。新入社員だったTくんももう30歳だとか。こっちも歳とるわけだよな。
相変わらずアウトドアな家で、プシュっとやりながら前夜祭。



午前1時30分、ウィスキーやらブランデーまで飲んじゃって盛り上がっちゃった。そろそろ寝ましょうか。みんなそれぞれコットやマットで寝ます。ボクは今回ハンモックにしました。



久しぶりのハンモック寝でしたが朝までグッスリ。



朝8時30分、ちょっと飲み過ぎましたね。二日酔いぎみなのは去年と一緒です。
まあ、がんばって出かけましょうか。今回も元新入社員のTくんの車1台で行きますよ。あれ?アウディの色変わってるし。買い換えたんだ。どうせ買うならSUVにすれば良いのに。今回もセダン1台におっさん4人で行きます。



4人分のキャンプ道具を積んだらトランクもいっぱいいっぱい。どうにか閉めることができました。



岩槻インターから東北道に乗り、黒磯板室インターで降りたらお買い物です。
まずはホームセンターカンセキに寄りました。カンセキといえばアウトドアショップWILD-1の親会社ですね。キャンプ用品が充実していたりテントマークの商品とか置いてあるのかと思ったんですが、普通のホムセンの品ぞろえでした。



昨日から雨が降っていたので落ちている薪は濡れているでしょうから、乾燥したのを購入していきます。



お次はスーパートライアルで食材を購入。4人なのに籠3つ満杯です。どんだけ食うんだ(笑)



買った薪や食材はトランクに入らないので、各自の足元や膝の上に。外から見たら、相当おかしな集団です。このまま温泉に行くのは怪しすぎるので、一旦幕営地にテントを張って荷物を置いてから行くことにしました。
近くに車を止めて、川沿いの林間に設営完了。前回同様、今回も幕はTくんの持っている手ごろなサイズのトンガリです。設営も簡単だし広さも丁度良い幕です。



つっちーくん、ハンモック寝しようとして、ロープを忘れてホムセンで買ったのはいいんだけど、強度に難ありで乗っかったとたんにロープが切れちゃった。せっかくロープを買ったのに意味なくなってしょげてるつっちーくん。



さあ、それでは早速温泉に行きましょうか。向かったのは柳沢鉱泉の清水屋さん。細い道をクネクネと入った先にありました。
なんだか寂れているなとは思ったんですが、声をかけるとおばあさんが出てきて、「今は事情があって営業していない」とのことでした。う~ん残念



ここの温泉、表面にパリパリの幕ができるの変わった温泉で入るのを楽しみにしていたんですが・・・

(画像はHPから拝借)


気を取り直して次に向かったのは、那須湯本の雲海閣さん。ここは廃墟感が味わえるということでマニアの間では有名なんだそうです。一見、廃墟的な雰囲気はありませんけどね。



受付にはお盆が置いてあって、お金を置いて勝手に入るシステムのようです。よく分からないので声を掛けたら奥から人が出てきて温泉までの道順を教えてくれました。それに従って進むと・・・確かに廃墟感が出てきましたね。



先に進むとどんどん廃墟に。こんなボロボロの地下通路を通ります。



確かにわくわくしますね。
長~い階段を下りると・・・



これはまさか・・・ どうやら客室のよう、何だかアトラクションみたい。



部屋の前の廊下は、隙間が空いていて外が見えるし。暖房なんて効くはずありませんね。泊まらない方が賢明でしょう。



お風呂はもっと広いのかと思ったら、4人入ればギュウギュウの湯舟が2つ。温泉は、硫黄の匂いがプンプン。ちょっと肌がピリピリする感じでした。

(写真はHPから拝借)


温泉を後にして、幕営地に戻って来ました。このトンガリ幕はポールを使ってはね上げるとタープ的な空間も作れるんですね。開放的でなかなか良い感じです。



本当は焚き火を囲んでお外で宴会・・・のはずだったんですが、外は強風が吹いています。
ということで幕内でかんぱ~い!



ここからは飲み食いタイムですね。まずはシイタケを焼き焼き。
このフライパンお金持ちのTくんの物ですが、タークというメーカーで1枚の鉄板を叩いて作っているのだとか。何でも2万円以上するらしい。ボクなら絶対買わないんですが、つっちーくんは欲しそうでした。



本当はダッチオーブンでビーフシチューをワインから煮込んで作るはずだったんですが、スーパートライアルは豚肉の種類が豊富だったので豚肉ずくしでいくことに。まずは豚タンです。もろにベロですね(笑)



厚切りにして炒めていただきます。



メインはビーフシチューからの変更で、豚のナンコツの煮込みを作ります。1時間以上煮込む必要があるので早めにダッチオーブンで準備します。



煮込みができるまではおつまみタイム。シシャモと厚揚げの燻製です。



ビールを3本ばかり飲んだら日本酒をいただきますよ。このお燗する道具酒タンポっていうらしいですね。これはなかなか雰囲気があって良いな。これは500円以下なのでボクも買おう。



ホタテも燻製しちゃいますよ。



豚はレバーもいただきます。ごま油と塩でシンプルにいただきます。



2時間ほど煮込んで豚ナンコツの煮込みが完成しました。



大根もナンコツもやわらかくなってウマウマでした。



それからも飲んで食って喋って・・・ 


前日遅かったのもあって、割と早めに就寝です。



3月19日(日)

朝はゆっくりお目覚め。
山にも川にも行かないただの温泉キャンプならではですね。軽く河原をお散歩。
ここも幕を張ったら楽しそう。夏にやろうかな。



朝食は、昨日の煮込みの残りにウドンを投入していただきます。ナンコツはさらに柔らかくなってうまかった。



さあ、それでは温泉の2湯目に出かけましょうか。テントはそのままにして行きます。2湯目はメジャーな鹿の湯にしました。いつもすぐ脇の道路を通っていて気にはなっていたんですよね。僕にとっては初鹿の湯です。



日帰り専門のお風呂なんですね。なかなか風情のあります。



温泉は、41度から1度ずつ温度の違う浴槽が6つあります。45度までチャレンジしましたがそれが限界でした。あんな熱いお風呂、ほぼ罰ゲームですね。



幕営地に帰る途中、廃墟温泉として有名だったという老松温泉を見ていくことに。
建物より、前に止まっているこの軽自動車がおかしなことになっていませんか。



ちょっとヤバイ建物ですが、これでも最近まで営業をしていたんだとか。


建物の奥に行くと、もっとヤバイことになってました。完全に崩れているじゃないですか。まあ、ボロもここまでくるとマニアの間で人気になるのだとか。何事も極めるってスゴイですね(笑)



さあ、テントに戻ってきましたよ。さっき朝めしを食べたばっかりな気もしますが、また食べますよ。
春の味、タラの芽をゴマ油と塩で炒めていただきました。



豚のカシラもスライスニンニクと焼き焼き。スーパートライアルは、変わった部位がいっぱい売っていたんですよね。これも歯ごたえがあってなかなか美味い。



肉食ったら一杯飲みたくなっちゃったな。するとTくん、運転するから飲んでいいですよ、とのこと。
ひゃ~まぢか!!
じゃあお言葉に甘えて、朝からハイボールをいただいちゃいますか。ヤバイ、ヤバイ、こりゃ極楽ですな~



〆は味付きの豚ホルモン。
朝からガッツリ肉を堪能しました。



さあ、それでは幕を撤収してもう1湯入って帰りますか。最後はご近所の板室温泉です。



今までの温泉は洗い場もなかったので、最後は頭を洗える温泉にしましたよ。ボロじゃなくて近代的で立派な施設です。



板室温泉は昔ながらの湯治場で、綱の湯として有名だったんだとか。昔はこんな湯舟にギュウギュウに人を入れていたんで浴槽を深くして綱につかまりながら入ったんだそうです。



露天風呂には綱がありましたよ。何のためかと思ったらこれだったんですね。


いやぁ今回も温泉を堪能しました。ていうか、入り過ぎで湯当たりしそうだったな
これにて、今回のおっさん4人の温泉同好会終了です。次回企画は今回行けなかった群馬の秘湯の予定、ワイルドだねぇ 楽しみだ。


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