のんびり浅間山(黒斑山・蛇骨岳)ハイキングと明神館芸術むら公園でキャンプ

そーしん

2017年12月06日 22:45

12月3日(日)~12月4日(月)

今週は、ふじぶんさんと行く日・月お山シリーズの第2段!です。

山友のふじぶんさん、最近土曜日のお休みが取れなくなっちゃったんですよね。

そこで、ボクが月曜日に休みを取って日・月でお山に行こうという企画です。

日・月だと、道も空いているしテン場もほぼ貸切で、のんびりできるんですよね。


今回行ったのは、浅間山の外輪山、黒斑山(くろふやま)と蛇骨岳(じゃこつだけ)です。

浅間山は現在入山規制がかかっていて、火口近くにある前掛山には登れません。

ということで現在のところ、この黒斑山が一応百名山の対象という事になっているようです。

まあ、一応百名山だし、この時期なら雪山歩きも楽しめそう。

ここのところ、アルプス系でハードなお山が続いていたので、たまにはのんびりハイキング

なんてのもいいですね。

そしてわれわれ二人のメインは何といっても宴会。

キャンプ場にスクリーンタープを張って、アプパカを持ち込んでのヌクヌク宴会。

こりゃ たまりませんな






12月3日(日)

今回はお手軽な山なので、いつもの夜発車中泊ではなく早朝出発。

朝6時にお迎えに来ていただき、東松山から関越経由上信越道で行きました。

関越道からは、浅間山がきれいに見えるんですよね。





小諸ICで降りて、登山口のある高峰高原ビジターセンターの駐車場には9時20分に到着。

駐車場はほぼ一杯でした。

やっぱり人気のお山だけありますね。





準備をしたら、さあ行きますか。

今回は、眺望が楽しめるという表コースから登ることにしました。





スタートから地面は雪。

まあ、アイゼンを着けるほどではないのでつぼ足で行きます。




しばらく登って振り返るとこの絶景。

ここからこの絶景なんだから、山頂が楽しみです。




歩きやすい登山道、順調に高度を上げていきます。




途中、木々の間から浅間山の山頂が顔を出しました。

きれいな山ですね。




避難小屋がありましたよ。




中を覗こうと側面に回り込んだら・・・

入り口も出口も無いんですね。

小屋と言うよりシェルターでしょうか。




アップダウンもあって歩きにくくなってきたので、6本爪アイゼンを装着。

先日買った6本爪ですが、前爪が無い分平地やゆるい坂では歩きやすいですね。

凍った路面では安心感もしっかりとあって、なかなか使えます。




しばらく登ると、正面にいきなりバーン!浅間山が現れました。

外輪山の縁に着いたんですね。

スゲー! ちょっと感動。




巨大噴火口の縁なので、ここから先は絶壁になっていて、突如浅間山がにょきっと

飛び出ているんですね。

なんか、富士山みたいでかっこいい。




ここからは、浅間山を右手に見ながら絶壁の縁を歩きます。




ほどなく、トーミの頭に到着。

このあたりは風が強くて寒かった。




それにしても、絶景!絶景!

風が強いけど最高のお天気ですね。

普段の行いがいいからだな。




浅間山の外輪山がずーっと連なっています。

これからこの縁を歩きます。




この外輪山は高低差がほとんどありません。

ということで快適なお散歩。

お散歩の先に、黒斑山の山頂がありました。

う~ん、あんまり山頂って感じじゃないですね。

景色もトーミの頭のほうが良かったし・・・

なんか、達成感が足りないなぁ

それもそのはず、歩き始めから1時間20分しか経っていないので疲れてないんですよね。

やっぱり達成感って、苦労すればするほど感じるものかもしれません。




あれ?

そういえば、浅間山って噴煙だか水蒸気だか上がっているイメージなんだけど、

山頂からはまったく何も出ていません。

時間によるのかな。




さらに外輪山の縁を先に進み、蛇骨岳に向かいます。

ここから人が少なくなって静かになりました。

相変わらず高低差はほぼなし。

完全にお散歩状態です。




これといったピークも無く蛇骨岳に到着。

あいかわらず達成感は・・・です。


浅間山の左側に斜めに見える線が、前掛山への登山道のようですね。

規制が解除されたら登ってみたいな。




物足りなかったので、近くにあった本当の山頂?で記念撮影。

こっちの方が山頂っぽいでしょ(笑)




さあ、ピストンで戻るとしましょう。

帰り途中の登山道脇で浅間山を眺めながらのランチタイム。





さあ、お湯を沸かしてと・・・

あれ?

やべ! これはシングルバーナーじゃなくってランタンだ・・・間違えて持ってきちゃった。

これでお湯が沸かせるかなぁ

しばらくやってたけど、温くなるだけで沸騰する気配なし。

結局、ふじぶんさんに沸かしてもらっちゃいました(汗)




本日は、パクチー入りの担担麺。

コレまぢで、パクチーが入っていてウマイ!

ちなみにせっかく買った中華製のお箸も忘れて、ふじぶんさんに割り箸も貰っちゃいました。

あざーっす!




それにしてもいい景色だなぁ

遠くにはうっすらと富士山も。

やっぱり、ボクらは晴れ率高いよな。

雨男はやっぱり彼じゃね。




のんびりと過ごしたら、来た道を戻ります。

ピークっぽくないけど、前方に見えるのがたぶん黒斑山。




黒斑山はスルーして、トーミの頭まで戻ってきました。

ここからは、北アルプスから八ヶ岳まで、ぜーんぶ見えます。

いや~絶景!絶景!





帰りは樹林帯の中ルートで下ることにしました。




段差も無く歩きやすい道。

気持ちの良いお散歩コースです。




ややこしいところもなく、あっという間に登山口まで降りてきました。




一応、百名山の対象と言うことなので、高峰高原ホテルでお山バッジもゲット。

さくっとミッション完了です。




さあさあ、ここからが今回のメイン。

さっさとお山を降りて、以前四阿山に登った時にキャンプした明神館芸術むらキャンプ場に

やってきました。

公営?だと思われますが、立派な施設です。

1区画1000円+お一人300円の使用料お支払い。

一人800円だから、だいたいお山のテン場と同じくらいですね。




今回は湯冷めしそうだったので入りませんでしたが、お風呂も500円で入れます。

きっと、お風呂からも浅間山が見えるんじゃないかな。




キャンプサイトは池のほとり。

サイトといっても、ほとんど平らな場所が無い不思議なキャンプ場です。

それでもどうにか平らな場所を見つけて設営完了。

今回は、ヌクヌク宴会をしようという事で、久しぶりにコールマンのスクリーンタープを引っ張り

出しました。

このタープ張るの何年ぶりだろう。

折りたたみ傘みたいになっていて設営楽々な、なかなか優れもののタープです。




このタープに韓国製石油ストーブのアルパカを入れて、コット寝仕様。




さあさあお待ちかねのかんぱ~い!





外は冷たい風が吹いていますが、タープの中はアルパカのおかげでぬくぬくです。

お酒もクイクイ進んじゃいますね。

今回は、キャンプ場ということで、白ワインもいっちゃいます。

つまみは、アサリとエノキのアヒージョ。

キャンプ場なので、重さも関係ないからスキレットも持ち込みましたよ。




さらにアヒージョのオイルでチキンを焼いたり、パスタを入れたりとお山じゃ食べられない

料理の数々。




バーボンも飲んで酔っ払ったところでおやすみなさい。



さすがにアルパカのおかげで、朝までぐっすりでした。







12月4日(月)

別に予定があるわけじゃありませんからね。

目覚ましもかけずに寝ていたら、地方特有の変なチャイムの音でお目覚め。

こういうのって苦情とか言う人いないのかな。




早茹でペンネに混ぜるだけのタラコパスタの素をまぜまぜして朝食。




朝食後は、池の周りをのんびりとお散歩。




おだやかな朝です。

お山だとこれから憂鬱な下山が待っていますが、キャンプだとただ帰るだけ。

気持ちもすっきり。




お天気も良く、乾燥撤収完了。



さあ、帰りましょう。


いよいよ本格的な冬。

雪山シーズンですね。

今年はどこに挑戦しようかな。



今回のログです。


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