丹沢山でテント泊 バカ尾根はやっぱりキツかった~

そーしん

2015年12月07日 22:15

12月4日(金)~12月6日(日)


先週末は、ふじぶんさんと丹沢山へ。

バカみたいにキツイという通称「バカ尾根」を登る大倉尾根ルートから。

バカ尾根、一度やってみたかったんですよね(笑)

累計標高差(登りだけの足し算)1700m、須走り口からの富士登山を越える標高差。

さすがはバカ尾根、やっぱりキツかった~(汗)







12月4日(金)

土曜日の朝出だと渋滞に引っかかる心配があるということで、金曜日の夜発に。

22時40分にふじぶんさんの家にお迎えに行って、首都高・東名経由で行きました。

2時間ほどで、無料駐車場がある、秦野戸川公園に到着。

公園の駐車場で車中泊しようと思ったんですが、夜間はチェーンがかかっていて

利用できませんでした。

ということで登山口まで行って、そのちょい先に路駐。

車も全く通らないので、こちらで車中泊することにします。

となれば、とりあえず かんぱ~い!



話しがはずんで、気が付いたら1時40分。

いかんいかん、早く寝なくっちゃ! ということでおやすみなさ~い。

この時期の車中泊ですが、シュラフに包まって寝たので寒さは感じませんでした。




12月5日(土)


時間的には余裕があったので、目覚ましをかけずに起きたら行きましょうかという感じ。

6時過ぎに目が覚めました。

登山口近くは路駐できるスペースがあると聞いていたので、探してみましたが、コーンが

置かれていて止められないようになっていました。





ということで、登山口の脇の民間駐車場に駐車。

駐車料金は1日500円ですとの事。

ボクらは1泊2日なので1000円かと思ったら、泊まりは1500円だそうです





それじゃあ行きますか。

久しぶりにテントを担ぎましたが、やっぱりずしっときますね。

まずは、アスファルトの道を歩きます。





途中から、落ち葉を踏みしめながらの林道歩きに。

道はよく整備されていて歩きやすいですね。

紅葉もいい感じ♪






広葉樹林を抜けると、杉林。

杉林、よく手入れされていますね。





直登コースとの分岐をまっすぐ進むと、駐車場から40分ほどで、本日の幕営地

「大倉高原山の家」に到着しました。





ちなみに、今回の装備はこんな感じ。

40分しか担がないのは分かっていたので、イスやらB-6君やら色々持ってきちゃって

重い重い(汗)





小屋には鍵がかかって誰もいなかったので、勝手に幕を張らせていただきました。

林間のなかなか雰囲気の良いテン場です。





テン場からは、秦野の街が一望に。

サイトのもみじもいい感じに色づいていました。





8時40分、サブザックに雨具と昼食だけ入れて、さあ登山再開です。

相変わらず、道はよく整備されて歩きやすい。

そして紅葉もいい感じ♪




いよいよバカ尾根の始まりですかね。

こんなのがずっと続くのかな?





と思ったら、バカ尾根、むしろメインはこんな階段でした。

階段って、自分のペース・歩幅で歩けないからかえって疲れるんですよね。

階段のサイズや幅を変えながら、ひたすら登りが続きます。





日当たりの良い尾根道なので、12月とはいえ暑い暑い

途中でシャツ1枚になっちゃいました。

バカ尾根はキツイけど、振り返るとこんな絶景が。





花立山荘からは富士山の絶景も。

雲ひとつ無い富士山って、いいねぇ。





さあさあ、まだまだバカ尾根は続きます。

階段をずっと登り続けるのは、ほぼスクワットし続けている感じ。

乳酸がたまって足が上がらなってきました。





テン場から約2時間、やっとバカ尾根終了!

塔の岳に到着です。

山頂は、雲ひとつ無いまさに日本晴れ!!





山頂からは大パノラマの絶景が。

写真では伝えきれないのが残念。

こちらは伊豆方面です。

真鶴半島から伊豆半島、大島、初島まではっきり見えました。






こちらは東京湾方面。

江ノ島、三浦半島、遠く房総半島までクッキリ。

ランドマークタワーの独特の形まではっきりとわかりました。





関東平野は広いなぁ

新宿の高層ビル群もはっきり見えました。

わが家もこっち方面なんだよな。






そして何と言っても富士山。

雲ひとつかかっていません。

さらに、右に続くのは南アルプスの山々。

まさに絶景です!





ご機嫌で自撮りも。

いいねぇ





しばらく塔の岳で景色を眺めたら、今回の目的地の丹沢山に向かいます。

丹沢山への道、北向きの斜面は霜柱がいっぱい。

日向だとそれが解けてぐちゃぐちゃ道に。




丹沢山までは尾根歩きなので、ちょっとしたアップダウンの繰り返し。

歩きにくい道ですが、眺めが良いので、これもなかなか楽しい。






右前方に丹沢山山頂が見えてきました。





塔の岳から約1時間で、丹沢山山頂に到着です。

ちょっとした広場みたいで、あんまり山頂って感じじゃないな。

そういえば、三角点はどこにあったんだろう?




ちょうどお昼なのでランチタイムに。

いつものようにカップラーメン・・・ならぬ鴨だしそば。

お山で食べるカップラー最高です。





そして山頂の小屋、みやま荘さんで丹沢山の山バッジゲット!

ちょっとカラフルで気分じゃない感じですが、小屋にあったもうひとつはもっとカラフル

だったんでそれでも地味な方を買いました。




今回は往復同じ道をピストンなので、来た道を戻ります。

こんな感じの尾根歩き。





ぐちゃぐちゃ道を、搭の岳まで戻って来ました。

山頂は相変わらずすごい人の数。

この山、人が多すぎだなぁ

歩いていても、立ち止まっても 人 人 人。

足の早い人・遅い人、いろんな人がいるんですが、遅い人ものんびり歩いて脇に

避けないので登山道はいたるところで渋滞。

山に慣れていない人が多いんでしょうね。

かと思えば、トレランの人がビュンユン飛ばすので、なんか落ち着いて山登りが

出来ません。

近場で眺めの良い山ですが、もう来ないだろうなぁ。





さてさて、いよいよバカ尾根の下りです。

登りは確かに疲れたものの、それほどでもないなぁと思っていたんですが・・・

実は下りが大問題。

下り始めてすぐに膝痛が再発(汗)

登りのスクワットが効いたのかな?

ここのところ痛みが出ていなかったので、もう大丈夫かと思っていたのに・・・





途中ですれ違った歩荷さん。

マメ炭12kgを4つ・・・約50kg背負ってます。

すげー!





膝の痛みと戦いながらの下山。

途中で休憩してマッサージするとちょっと良くなるんですが、すぐにまた痛み出して・・・

その連続。





まあ、時折見えるきれいな紅葉には癒されましたが。





なんとか、テン場まで戻って来ました。

この日のテン泊は5張りだけ。

広々としています。





さあさあ、お待ちかねのぷしゅ!





うめ~

まあ、このビールのためにお山に登ったといっても過言ではありません(笑)





この後、宴会タイムなだれ込み。

あたりめをツマミにビール2本飲んだら芋焼酎のお湯割りに。

作り付けのイス&テーブルがあったので、快適宴会です。

ボクのツマミ兼晩ご飯は焼きビーフン。

この手のもの、初めて食べましたが手軽に作れるし結構いけますね。

いなばのタイカレーをかけて、カレービーフンなんてのも美味そう。

そして、ふじぶんさん、いつものキムチ鍋。





絶景のテン場。

いい感じに日が暮れて・・・





あっという間に夜景になっちゃいました。




これからのお山計画や装備のこと。

話も尽きませんが、寒くなってきたのでお開きに。

朝が早かったこともあって、テントにもぐりこんだらすぐに爆睡




おやすみなさ~い。




12月6日(日)

朝は日の出と共にお目覚め。

あ~よく寝た。





朝日に紅く染まるテン場。





赤さがさらに増してまさに紅葉絵巻。

このひと時だけの贅沢な景色。





朝食はシェラカップで沸かしたお湯にコンビニの鮭のおにぎりを放り込み・・・





グツグツいったら、永谷園のお茶漬けの素を入れて、海苔を後載せたら鮭茶漬けの

出来上がり。

寒い朝には、熱いお茶漬けうまし!





そうそう、幕営料は管理人さんが夜徴収に見えました。

ひとり400円と、格安でした。

水場も小屋の前にありますが、水はつぶつぶが浮遊しているので沸かしてから

飲んだほうがいいかも。





この時期は空気も乾燥していて、結露もなし。

のんびりと撤収して、さあ帰りましょうか。

食料が減って軽くなったとはいえザックはずっしり。

膝の痛み、まだ引きずっている感じ。

普通の道はいいんですが、階段になるととたんに痛みが・・・





とはいえ、下りはたったの30分。

紅葉に癒されながら歩きます。





あっさりと駐車場まで戻ってきました。



10時には駐車場を出発。

この時間なら当然東名も渋滞なし。

お昼前には自宅に帰ってきました。

膝痛はあったけど、またまた楽しいお山でした。


さあいよいよ雪山シーズンですね。

今年はがっつりと行きますかね。

楽しみだな♪







久しぶりにログを取ってみました。




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