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2024年03月13日

岩場でコソ練&キャンプ 埼玉の貴重な無料キャンプ場(坂戸野外活動施設)

3月09日(土)~3月10日(日)

4週続いたけど、やっと今週は雪山お休みです。といいつつ今週は異能☆さんと7月の岩場クライミングに向けて日和田山にコソ練に行ってきましたよ。
ついでに前から気になっていた、埼玉県の完全無料キャンプ場でキャンプも。これで5週連続週末は家で寝てないな。まぁ週に6日は家で寝てるからいいか(笑)





3月09日(土)

コソ練場所の日和田山の駐車場は有料なので、1台で行きましょということで北平沢運動場の駐車場で異能☆さんと待ち合わせ。



昔ここで、しんちゃんとキャンプしたなぁ この河原は無料キャンプ地として有名だったんですよね。禁止されたって聞いたけど、どうなんだろ。やってる方はいるみたいですが。
この近くで言えば巾着田も昔は無料でキャンプできたけど、今は禁止になっちゃったんですよね。各地の無料キャンプ地がどんどん禁止になっちゃってます。たかがキャンプに高いお金をかけたくないボクとしては寂しい限りです。
そんな中、今回は埼玉県でも数少なくなった公営無料キャンプ場に初めて泊まりまってみますよ。詳細は後ほどご紹介します。

10年前に、しんちゃんとこの場所でキャンプした時の様子はコチラ


さあ、日和田山の岩場までやってきました。まずは上まで行って支点を作りロープを垂らしてトップロープで安全を確保します。



今回は自分たちで支点を作りながら登るリードクライミングの練習です。ヌンチャクをいっぱい持って、引っかけながら登ります。これが落下の時の支点になるんです。



交代で4本ほど登ったら午前の部終了。ランチはお気に入りのセブンのコロッケパンにしました。元気が出たところで午後の部やりますか!



午後はトップロープを外して、本番さながら自分で支点を確保しながら登りました。この場合は、万が一落ちた場合ケガは必須ですからね。緊張感が増します。何しろこの高さですからね。



交代で登った後は懸垂下降で降りてコソ練終了。朝から夕方までみっちりと練習。課題も見えたし中身の濃い練習になりました。



遅くなっちゃったけど、さあキャンプ場に向かいましょう。日和田山から30分ほどで本日のキャンプ地「坂戸野外活動施設」に到着しました。キャンプ場といっても、スポーツ施設の中にあるんですね。周りはプールやテニスコート、サッカー場なんかに囲まれています。



まずは中を視察してみましょう。キャンプ場というよりは広い公園といった感じですね。枝が落とされているのでスッキリしちゃってるのが残念。テントはどこに張ってもいいみたいです。最近は冬でもテントでいっぱいってことが多いんですが、ここはガラガラですね。



北風が強かったので北側に風除けのある池のほとりをキャンプ地としました。
ちゃっちゃとソロテントを設営。



お待ちかねの乾杯です。



つまみは、家にあったトンテキ用のお肉から。



トンテキの味付けはコレ!キッコーマン ステーキ醤油 にんにく風味 です。わが家ではステーキもハンバーグもこれ一択。安いお肉も美味しくなりますよ。お試しあれ。

 

あっという間に暗くなっちゃいましたね。ボクのお気に入りランタンはこれ。いつものゴールゼロもどき、RIBU LEDランタン です。本物ゴールゼロの半額にしてシェード・三脚が付属。モバイルバッテリー、懐中電灯にもなる優れものです。常に充電して車に入れてあります。

ちなみにこちらのキャンプ場、夜は飲酒禁止だそうですからね。酒飲みは気を付けてください。3Lのワインボックスはただのランタン置きです。


寒いので一人ひと焚火台(笑) 2台ともピコグリルのパチモン、パチグリル です。お値段は本家の数分の一ですが超優秀なヤツです。パチでも本家並みにコンパクトで軽くて燃焼効率が良くて、おまけに調理にも使える焚火台の決定版です。



夕食はいつものキムチ鍋。寒いときはやっぱり鍋が温まりりますね。



今後の山の予定なんか話して、夜10時に就寝。ちなみに公営なので22時消灯だそうです。


おやすみなさい




3月10日(日)

朝は6時に起床。思ったより冷え込みましたね。池にもうっすらと氷が張っていました。
いつも雪の上で寝るときは、ダウンジャケットにダウンパンツ、ダウソックスと着るものも重装備なんですが、平地だと思ってすっかりなめ切っていたから寒さで夜目が覚めちゃった汗



朝食は、鍋の残りにうどんを投入。こいつは温まりました。



食後は軽くキャンプ場内をお散歩でも。広大な敷地内、幕営適地だらけです。暖かくなって葉が生い茂ればこの辺りの樹林が一番雰囲気よさそうですね。



一角にはかまどもありました。使うことはないけど。



水場はコチラ。数は少ないけど、キャンパーもほとんどいないのでこれで十分でしょう。当たり前ですがお湯は出ませんよ。



トイレは水洗できれいでしたよ。


ちょっと公園っぽいのが気になりますが、今時埼玉県では貴重な無料キャンプ場ですね。気に入りました。
ちなみに前々日までに申請が必要です。申請といっても申請書書いてメールで送るだけですが。詳しくは坂戸市のホームページ
こっち方面に遊びに来るときはまた利用させていただくことにしましょう。今時、貴重な無料のキャンプ場レポでした。  


2024年03月08日

鬼ラッセルの谷川岳と快晴の俎嵓 肩の小屋泊

3月01日(金)~3月03日(日)

谷川岳に登るたびに、尾根向こうに見えるかっこいい山が気になっていたんですよね。調べてみると「俎嵓」というらしい。
ただ、検索しても登るためのルートが出てこないので、てっきり行けないのかと思っていたんですが、異能☆さんから「行ってみませんか?」のお誘いが。
どうやら行ってる人がいるらしい。ヘンタイさんがヤマレコに記録をアップしているというじゃないですか。それではということで、憧れの爼嵓にトライしてきました。





3月01日(金)

仕事から帰って21時にわが家を出発。21時45分に異能☆さんをピックアップして、一路国道17号を北上。
途中の道の駅「まえばし赤城」で前泊車中泊することにしました。割りと最近できたんですね。道の駅なのにセブンイレブンもあってとっても便利でした。





3月02日(土)

うっすらと夜が明けるころ道の駅を出発。下道で谷川岳を目指します。



道の駅から1時間30分ほどで谷川岳ベースプラザに到着。今年からベースプラザの駐車料金、無料になったんですね。星野さんありがとう。有料なら手前の公園脇に停めて歩くつもりでしたが、ラッキーでした。



今回のザックはこんな感じです。ピッケル、ワカン、アイゼンは必要なのでどうしても重くなっちゃうんですが、その他をギリギリ軽量化して重さは18kgです。



本当はロープウェイを使わず西黒尾根から登るつもりでしたが、雪がけっこう降っているのでロープウェイを使って天神尾根から登ることにしちゃいました。ちょっと楽しすぎかな、とこの時は思っていたんですが・・・
ロープウェイは強風のため徐行運転。いつもの倍くらい時間がかかりました。



駅を出たとたん、雪と強風にビックリ。どこかで風の避けられる所でアイゼンを着けようと歩き始めたんですが、ズブズボ雪に埋まるじゃないですか!こりゃいかん、ということで駅まで戻って装備を検討、ワカンで行くことにしました。
さあ、スタートです。うっすらとあるトレースをたどって歩き出すと、前方から戻ってくる人が。聞くと、ノートレースでひどいラッセルなので、本日はあきらめて帰るとのこと。
えっ まずいなぁ ということはわれわれがトップということじゃないですか。しかも後ろから歩いてくる人も見えないし。



ここからがラッセル地獄の始まりでした。雪は降ったばかりの新雪でやわらかくワカンもほとんど役に立たないんですよね。しかもどこも真っ白で道がわからないからルートファインディングしなくちゃいけないし。GPSであたりをつけて急斜面を登ると新雪で全く進めない状況に。急斜面でもがいても全く進まず、這うようにして尾根上までたどり着きました。



尾根上に出てからは豪雪斜面のトラバースに。二人でトップを交代しながら進みます。とにかくトップは疲れるんですよ。一歩踏み出すたびにスクワットでもやっている感じと言ったらいいでしょうか。



ついに、どう見ても先に進めない場所に出ちゃいました。どうやらルートを外れたようです。もう一度もがきながら尾根上まで出てみます。どうやら尾根上が正解だったようです。



出発から3時間、いつもならあっという間に着く熊穴沢の避難小屋にヒーヒーいいながらたどり着きました。
とりあえずランチにしましょう。ランチを食べながら本日の行程を再検討。本来の予定だと西黒尾根を登ってオジカ沢の頭でテント泊を張る予定でしたが、とてもとてもオジカ沢の頭まで行けそうにありません。ここで終了してテントを張るか、肩の小屋まで頑張るかの2択ですね。ここでテントを張ったら敗退決定です。
う~ん、敗退だけは避けたいですね。頑張って進みましょう。 すると、後ろから若者ソロ2名が追いつきました。しめた!ラッセル交代できる。



小屋からは4人で先頭を交代しながらラッセルです。1/2 が 1/4 になりましたよ。2番目以降は楽だなぁ



4人ラッセルでしばらくご機嫌だったんですが、日帰りの若者二人は日帰りなのでで帰りのロープウェイのタイムリミットがあるんですよね。残念ながら「天狗の踊り場」で帰ることになりました。
ありがとね。一緒にラッセルするとなんとなくチームになるんですよね。名残惜しいですが同志とお別れです。



またまた二人だけのラッセルになっちゃいました。おまけにホワイトアウトで方向もわからず、とにかくGPSで確認しながら進みます。しかも上部に行くに従い風が強くなってきましたよ・・・しまいには暴風レベルです。



暴風&ホワイトアウト、しかも体力ヘロヘロの中、やった!ついに肩の小屋が見えましたよ。



逃げ込むように小屋へ。頼む!ドアよ開いてくれ!祈るような気持ちでドアを引くと・・・
やったー!開いた。
一歩小屋に入ると外の世界が嘘のように中は静寂そのもの。助かった・・・というのが正直な感想でした。



これからテントを張るなんて考えられませんね。肩の小屋避難小屋に泊まることにしました。そうと決まったら早速かんぱいです。いやぁ本当に疲れたな。



できるだけザックを軽くするために、水も最低限しか持ってこなかったので飲みながらいつもの水作り。



チューハイのあとは焼酎をストレートでちびちびやりながら、つまみは最近のお気に入りアタリメを炙っていただきましたよ。


今までアタリメはそのまま食べていたんですが、やっぱり炙った方がうまいですよね。柔らかくなるし味も全然違います。ということでこんな網を買っちゃいました。この網けっこう便利です。ユニフレームの ミニロースター っていうんですよ。 クリックしてみて。


夕食は軽量化のために鍋ではなくチキンラーメンにしました。もちろん玉子INです。


お腹がいっぱいになったら横になり・・・いつの間にか夢の中へ





3月03日(日)

朝6時までぐっすりと夢の中。さあ朝食を食べましょうか。朝食も軽量化のため、カップラーメンの朝食にしてみましたよ。トップバリューのしょうゆヌードルです。トップバリューのカップラーは日清食品のOEMなんですよね。味はご存じ定番のあの味です。やっぱシンプルだけどうまいですよね。



大きな荷物は小屋に残して、夜明けとともにスタートです。
快晴ですが冷たい風が吹いていますね。まぁ昨日に比べればそよ風ですが。



小屋の正面にはこれから目指すオジカザワの頭から俎嵓までの稜線がバッチリ。最高ですね。



まずはオジカ沢の頭までの主脈ルートを行きます。雪どうでしょうね。昨日みたいなラッセルにならないといいけど。



いったん鞍部まで急登を下ります。雪面は冷え込みで表面が凍っているので沈み込まずに歩きやすい。こりゃ極楽だ。



オジカ沢の頭に向けての斜面はけっこうな急登。部分的には壁のようになっていてけっこうやっかいです。ピッケルを刺し込みながら一歩一歩確実に進みます。



途中鎖場もありましたよ。幸いにも鎖が出ていたので使わせていただきました。



スタートから1時間ちょっとでオジカ沢の頭に到着♪ 順調順調。昨日の苦労が嘘のようです。
さあ俎嵓を目指しますよ。



山頂直下には避難小屋があるんですよね。



ドアは凍り付いているかと思ったけどあっさりと開きました。中はこんな感じ。狭いなぁ ギリギリ二人ですね。あんまり泊まりたくないかな。



鞍部まで降りると、いよいよ俎嵓への登りです。ここからは一般登山道ではなくバリルートですからね。ちょっと頭のネジが緩んでいる人が行くルートです(笑)



もちろんトレースなんてありません。基本は尾根のすぐ下をトラバースしながら登ります。右側は切れ落ちているので、滑落したらアウトですからね。一歩一歩慎重に進みます。



さあ、開けましたよ。山頂へのビクトリーロード・・・だと思ったんですが、GPSで確認するともう少し先が本当の山頂でした。ガックシ



一度下ってもう一度登り返した場所が山頂でした。標識の上部がわずかに出ていたので掘り出してみます。



ちゃんと俎嵓って書いてありしたよ。ついに憧れの俎嵓に登頂できました。



山頂で記念撮影。後ろは崖なのでちょっと緊張します。



ミッションコンプリート。達成感あるなぁ いつまでも景色を見ていたいけど、戻りますか。



オジカ沢の避難小屋まで戻ってランチタイムにしました。
俎嵓を眺めながらのランチタイム。すげーな。あそこに登ってきたんだ。



さあ、小屋に戻りましょう。気が抜ける帰りがヤバイんですよね。鎖場も慎重に慎重に。



無事、肩の小屋まで戻って来れました。



小屋前の絶景をバックに記念撮影。



小屋で荷造りしたら、さあ帰りましょう。天気も良いのでロープウェイからの登山者がバンバン登ってきます。ボクらが作ったレースをたどってきたんですよね。なんだかちょっと誇らしい。誰彼構わず話しかけて自慢したい気分です。



往復のチケットを買ったので帰りもロープウェイ。今回は楽しちゃったな。


ということで、雪山バリエーションルート憧れの俎嵓が終了しました。本来は俎嵓がメインのはずでしたが、今回はラッセルがメインになっちゃった感じもありますね。でも、良い経験になりました。
これで4週連続の雪山が終了。やっと休めるな・・・といいつつ来週はコソ練&キャンプだ。ボクって本当に週末に家に居ることないよな(笑)
  


Posted by そーしん at 06:22Comments(2)谷川岳谷川岳肩の小屋俎嵓

2024年02月28日

山岳会の定例山行で雪の赤岳 赤岳鉱泉テント泊

2月23日(金)~2月24日(土)

所属する山岳会「越谷登高会」の定例山行ということで、雪の赤岳に行ってきました。今回は雪山初心者の女性も同行ということで、少し心配もありましたが、お天気・コンディションもバッチリでにぎやかな山行になりました。




2月23日(金)

朝4時45分に参加者の自宅にお迎えに行き、岩槻インターから一路八ヶ岳へ。想定外だったのは小淵沢インター手前の渋滞。どうやらチェーン規制の影響みたいでした。集合場所の八ヶ岳山荘には集合時間の8時にちょっと遅刻で到着。急いで準備をしてさあ行きますか。
今回のザックはこんな感じ。連休だしトレースはあるだろうからワカンは必要ないでしょ、ということでワカンを外して18kgになりました。まあまあでしょ。



雪の降る中スタートです。しばらく林道歩きが続きます。堰堤手前の小屋には今回も赤岳鉱泉のマムートジミニーが停まっていました。相変わらずかっこいい!



堰堤を過ぎるといよいよ山道です。今回の参加者は男性3名女性2名の計5名。こんな大勢で山に登るのもボクとしては珍しい。おしゃべりしながらにぎやかな登山です。



さあ、アイスキャンディーが見えましたよ。スタートから3時間ほどで赤岳鉱泉に到着しました。



受付をしてテン場代2000円をお支払い。男性3名はテン泊ですが、女性2名は小屋泊です。この小屋は夕食にステーキが出るので有名なんですが、本日は残念ながらハンバーグということでした。



テントを張る場所は、いろいろ迷いましたが雪も降っているし樹林のそばがいいだろうということで、ポッツンなサイトを選びました。



さあさあ、スコップで土木作業をしなくちゃ。



ポッツンな場所に3張り設営完了です。



本来なら、この後硫黄岳あたりまで行こうかって話でしたが、雪は止みそうもないので停滞することに決定!
ということでチューハイを冷やしてやっちゃいます。



雪がかなり降っているので、各自テントの入り口は閉めながらの宴会です。つまみはスルメを炙っちゃいましたよ。やっぱりスルメは炙るのがうまい!


スルメを炙っている焼き網はコレ。ユニフレームの ミニロースター です。コンパクトなので山にも持っていけますね。お餅も焼けるしこれから活躍しそうです。


夕食は久しぶりにモツ鍋にしましたよ。生モツはやっぱり美味いなぁ



昼過ぎから飲み始めちゃいましたからね。夜は早めに撃沈。


おやすみなさい




2月24日(土)

朝は5時30分起床。
テント内の温度はマイナス5度。今年はどこ行っても本当に暖かいな。雪が少なくて寂しいけどこれだけは助かりますね。



朝食はモツ鍋の残りに餅を入れていただきます。



小屋泊の女性陣と合流したら、7時に出発。今日は横岳もクッキリ見えますね。



地蔵尾根から登ります。地蔵尾根は強烈な急登なんですよね。
雪山に不慣れな女性陣ですが、さすが山岳会に入るだけあってけっこうやります。



年末に歩いた横岳も、最近降った雪のおかげで雪化粧。やっぱりこうでなくっちゃ!



さあ、あとちょっとで尾根上に出ますよ。



尾根上に出ました。いよいよ赤岳への稜線です。



奥に見えるのは・・・富士山ですね。すばらしい景色です。



稜線上は快晴・無風。冬の八ヶ岳の稜線でこれほど風が無いのも珍しいですね。
先頭はリーダーの異能☆さん。ボクは最後尾を歩きます。



下界を眺める漢3人。北アルプスのオールスターが勢ぞろいです。



山頂までは急登をひたすら登ります。振り返ると横岳・硫黄岳の雄姿が。ザ・雪山って感じでかっこいい!



さあ、山頂に着きましたよ。



いつも強烈な風が吹いている山頂ですが、本日はとっても穏やか。とうことで、山頂でランチタイムにします。



お腹も膨れたことだし、さあ下山しましょうか。



下りは登り以上に危険ですからね。とはいえさすが3連休、しっかりとレースもあるしステップも切ってあるので難易度はそれほどたかくありません。心配した女性陣も核心部の岩場を難なく通過。



核心部を抜けたら、阿弥陀岳をみながらのんびり下山。



分岐を右に折れ、文三郎尾根を下っていると・・・



こんな斜面を登っている人が見えますよ!たぶんこアルパインの赤岳主稜ってヤツですね。こんなところを登るんだ。スゲーなぁ 来年の今頃は登れるようになるかな。



異能☆さんはロープを出してコンテの練習。まあ、赤岳なら必要ないでしょうけど。



全員無事、テン場まで戻って気ました。ボクらのポッツンサイトも学生の集団が張っていますね。



テントの撤収をしたらさあ、下山です。気温が上がって雪が解け始めましたね。2月だというのに地面がガッツリ見えちゃってるし。今年は本当に暖かい。



さあ、赤岳山荘に戻ってゴール・・・じゃなくて今回は八ヶ岳山荘がゴールでした。ジムニーならここまで入れるんですが、山岳会は団体行動ですからね。



赤岳山荘から歩くこと1時間弱、八ヶ岳山荘が見えたら今度こそ本当のゴールです。おつかれさまでした~


八ヶ岳山荘で駐車券を見せておいしいコーヒーをいただいたら解散。お疲れ様でした~

ということで、ボクには珍しく女性と一緒の大人数の登山が終了しました。
山岳会に参加したことで、いろんな世界が広がりましたね。今年はいろいろチャレンジしますよ。楽しみだな。
  


Posted by そーしん at 20:31Comments(2)八ケ岳(赤岳)赤岳鉱泉

2024年02月22日

今年もゆる〜くテン泊しながら武尊山

2月17日(土)~2月18日(日)

余裕で日帰りできちゃう山を、わざわざテン泊でユル~くやるというのがボク好み。その中でももっともユル~いのが上州武尊と呼ばれる武尊山です。お気に入りで毎年やってるんですよね。今年もユル~くやってきました(笑)




2月17日(土)

普通の登山なら登山口で前泊するところですが、ユル~い山なので当日朝6時にふじぶんさんをお迎えに。東松山ICまで下道を走り沼田IC経由で川場スキー場に向かいました。
武尊山が見えてきましたね。あれ?なんか曇って山が見えないぞ。ボクとふじぶんさんが揃うと晴れ予報でも「真っ白」になるんですよね。今日は快晴予報だから大丈夫だと安心しきっていたんですが、まさか・・・



駐車料金を支払うゲートまで来ました。川場スキー場は土日のみ駐車場が有料になるんですが、ゲレンデに一番近い立体駐車場(1日1500円)から立体前の第一駐車場(1日500円)、その手前の第2駐車場(無料)の順に案内されるんですよね。だからあんまり早く着かないようにのんびり来たんですが・・・車列ができているところを見るとまだ有料駐車場に空きがあるみたいです。
あと4台というところで突然ゲートが解放されましたよ。どうやら有料駐車場が満車になったようです。ギリセーフ!第2駐車場といっても5分ほど歩くだけなのでラッキーですね!



第2駐車場に無事車を停めることができました。歩いても5分なんですが無料送迎バスも出ています。



さあ、行きますか。今回のザックは19kg。先週の21kgに比べると、ワカンやヘルメットが無い分だいぶ軽いですね。



今回はお初で夕食にバゲットをいただきますよ。つぶれないように外付け(笑)



ボクらはバスを使わず歩いていきますよ。歩くといってもカーブ一つだけなので登山者にとっては何でもない距離です。



備え付けのの登山届を出してリフト券を購入。リフト待ちの行列に並びます。いつもの事とは言え、この行列にザックを担いで歩いて並ぶのは違和感があります汗



さあ、リフトで一気に高度を稼ぎますよ。気持ちいい!



リフト終点で12本爪アイゼンを装着したらスタートです。スタート直後からいきなりの急登。



きっつい急登2連発が終わると剣ヶ峰が見えました。あれ?例年なら純白の剣ヶ峰が見れるんですが、ちょっと黒いものが混じってますね。ここもやっぱり雪が少ないんだ。



サクッと剣ヶ峰のピークに到着。



剣ヶ峰から下に見えるこの稜線は獅子ヶ鼻山ですね。何年か前に登ったけどなかなか楽しい稜線歩きの山でしたね。この稜線をずーっと歩けるんですが、積雪期限定ルートだけに今年はもう終了でしょうか。



剣ヶ峰からの下りは、今回のルートで唯一の難所、慎重に下ります。



振り返ると剣ヶ峰。人気の山だけあって後続もたくさん降りてきます。



剣ヶ峰を降りきると、さあ、幕営地探しですよ。これが一番の楽しみです。どんな眺めの場所に張れるかな。風も弱い予報ですが、ある程度風除けがある方がいいし。ちなみに山頂直下のこの平は最初にテン泊した時に張った場所です。今回も悪くはないけど、もっと良い場所があるかもしれないので先まで行ってみることにしましょう。



尾根の雪の付き方って毎年変わるんですよね。前年に幕営適地だった場所も今年同じような状況とは限らない。むしろ全然違うことの方が多いですね。適地を探しながら先に進みます。



本日は珍しく東風が吹く予報なので尾根の左側が適地です。
おっ!!ここは良いぞ!尾根が風除けになるし、何より谷川連峰や越後の山々が見渡せる絶景のテン場です。



そうと決まったらここでランチタイムにします。最近のお気に入り、チキンラーメンに玉子IN。何十年も前の商品なのに完成度高いですよね。



昼食後は、幕営地にザックをデポして軽く山頂を往復してきます。それにしてもふじぶんさん、空身ですか(笑)



稜線ののぼりが終わったら、さあ最後の急登ですよ。



山頂に到着♪
めずらしくツーショットで写真を撮っていただきました。



これが今歩いてきた稜線です。やっぱり今年は雪が少ないですね。
奥に見える剣ヶ峰の下が本日の幕営地です。



ミッションコンプリート!
さあ、戻りましょうか。越後の山々絶景を眺めながら下ります。



帰りは剣ヶ峰を見ながら。剣ヶ峰やっぱりかっこいいな。



幕営地に戻ったら、二人で土木作業。スコップで斜めの斜面に平地を作ります。風はあまり吹かない予報なので壁はそれほど高くしなくて大丈夫でしょう。作業すること1時間ほどで設営完了。それにしても絶景のテン場ですね。



今年のテン場は剣ヶ峰も見えますよ。



設営が終わったら、まずは水作り。雪を融かして水を作ります。



その間にビールをキンキンに冷やしておきましたよ。



さあ、お待ちかねのカンパイです。あんまり歩いてないけど、うまいものはうまい!



テントの中からは武尊山がバッチリ。



今回はステーキなんて持ってきちゃいました。お山でステーキ贅沢ですね。塩コショーでいただきます。



ステーキにはやっぱりワインでしょ。ということで赤ワインを1L持ってきちゃいました。



半分ほどステーキを食べた後は残ったステーキにレンチンしてきたジャガイモ、ニンジンを加えてビーフシチューを作りますよ。山でビーフシチュー&赤ワイン、一回やってみたかったんですよね。



そして、ザックに外付けしたバゲットはオピネルナイフでカット。

オピネルナイフは1本持っていると便利ですよね。安くても切れ味バツグン。ちょっとした調理もできるまさに万能ナイフといったところです。そんなオピネルナイフはこちらオピネルナイフをクリック!


日帰りの登山者は最終リフトに間に合うように帰るので、夕方になるとわれわれだけの世界になります。さあ、テン泊者だけが見られるサンセットショーの始まりです。



遠くの稜線が徐々に赤くなり・・・



武尊山も赤く染まります。



雲海も幻想的な演出です。



剣ヶ峰の向こうに静かに太陽が沈んでいきました。



ショーが終わったら各自テントに籠ってプライベートタイム。この稜線は電波が入るんですよね。スマホを見ながらワインをちびちび。
テント内の灯りはキャリーザサンです。太陽光充電できてコンパクトに折りたためるので山にはもってこいです。

ソロキャンプの時はゴールゼロですが、山ではコチラ。明るすぎ過ぎないのも良いところです。 ちょっと値段上がったかな? 興味ある方はこちら キャリー ザ サンをクリック!


風もなく静かな夜でした。
結局持ってきたワイン1L飲み切っちゃった汗





2月17日(土)

夜は冷え込むこともなく、朝までぐっすりと眠れました。それもそのはず、朝のテント内はマイナス2度くらい。この時期にしてはずいぶん暖かな夜だったんですね。



朝食は簡単にカップスープとバゲットの残りをいただきました。



そうこうしていると、今度は朝日のショータイムですよ。これもテン泊した人だけが見られるすばらしいショーです。



じっと待っていると・・・稜線から太陽が顔を出しましたよ。



剣ヶ峰も朝日を浴びて輝きます。



武尊山も黄金の輝きです。



雲海も光が当たって幻想的ですね。



すばらしいショーを堪能したら、さあ、帰りましょうか。剣ヶ峰を見ながらの帰路、ここから見る剣ヶ峰が一番かっこいいな!



今年は剣ヶ峰に付いた雪も落ちちゃっているので、直下を歩いても雪崩の危険は無さそうですね。こういう機会もめったにないから剣ヶ峰を巻いてみましょうか。



とはいえ、雪崩のリスクも無いわけじゃないので、距離を空けて一人ずつ通過。どっちか埋まっても掘り出せますからね。



雲海が素晴らしい! あの下は曇っているってことだよな。ここはこんなに晴れているのに。




最後に振り返って武尊山。また来るね。



リフトが見えたらもうゴール。



ボクとふじぶんさんなのに、絶景を堪能できた良い山行でした。



駐車場に戻ると予想通りウチの車だけがポツン。泊りはボクたちだけでしたからね。


ということで、4週連続雪山泊の第2弾が終了しました。来週、再来週とまだまだ続くぞ。その前にお天気大丈夫か?
  


Posted by そーしん at 05:32Comments(2)武尊山武尊山の稜線